スタンとチビスタンのそもそも講座
そもそもSDGsってなんでちゅか? 横文字苦手でちゅ
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」という言葉の 略で、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標の ことなのだ。そしてその中に17の大きく分けた取り組みの目標があるのだ。これらの目標 はどれも一度達成したら終わりということはないのだ。継続して世界のみんなで努力して いかなくてはならない問題なのだ。
へぇぇ、確かにどれも今世界にある問題でちゅね。この問題を地球のみんなで解決しようとするのがSDGsなんでちゅね。
そうなのだ。どれも問題解決は難しいけど前を向いて少しずつみんなで変えていくことが必要なのだ。
うーん、でもね、そもそもサンモールは広島のショッピングセンターでちゅ。世界進出は狙ってまちゅがそんなSDGsなんておこがましいでちゅ。SDGsの活動なんて全然興味ないでちゅよ。だれか偉い人がやったらいいんじゃないでちゅか?
何をいっているのだ、サンモールも取り組んでおるぞ。紙屋町ブルーベリー園があるのだ。じゃーん!!
ええっ、あれは単にわれわれがブルーベリー食べたかったからじゃないんでちゅか?
うっ、それもあるが、都市のヒートアイランド化を防ぐためのものなのだ。緑を植えることでヒートアイランド化を防ぐことも目的なのだ。地道に活動してもう9年なのだ。住み続けられる街づくりと気候変動に具体的な対策をという取り組みにもつながっているのだ。
おおっ、あにき、これはすごいでちゅ。屋上のブルーベリー園は夏そよそよ風が吹いて気持ちいいでちゅ。しかも鳥や虫たちもやってきて都会のオアシスになってるでちゅ。長年の努力は小さくてもしっかり実ってるんでちゅね。
そして他にもがんばっているみんなの活動をサポートすることも大切だと思っているのだ。たとえば、週末にオープンしているビーズブティックを運営しているWACCA(ワッカ)はインドの貧困女性にマスクを作ってもらって孤児院に届けたり、社会との関わりが苦手な女性のサポートをしているのだ。サンモールはそういう活動をするグループを支えることも大切だと思っているのだ。
なるほど、自分たちだけが活動するだけでなく応援することも立派な社会貢献になるんでちゅね。広島でサンモールが50年近くやってこれたのも、地域の皆さんのおかげだから、皆さんに恩返しも必要でやんすね。
これからも一緒にみんなと楽しい社会をつくっていくのだ。小さくてもいいので出来ることを1つずつやることが大切だと思うのだ。
あにき、かっこいいでちゅ。僕も犬人間だけど地球の仲間でちゅ。がんばるんでちゅ。